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Secrets, Legends, and Brownies: An Interview With Shinichi Kameoka (日本語 / Japanese)

Shinichi Kameoka Interview

Shinichi Kameoka is a character designer, producer, and director whose art style is as recognisable as the names of the games he’s worked on are revered. His work on the Mana series helped make the games so memorable, and since producing Mother 3, he’s been a vocal advocate of its localisation for Western audiences.

He’s gone on from Nintendo to found his own company, Brownies, who have recently released their latest title on the Nintendo Switch. Today we’ll be talking all things EGGLIA Rebirth and discussing Kameoka’s broader experiences in the gaming industry, gaining some insight into the games that still resonate with fans around the world.


RPGFan: 亀岡さん、こんにちは!この度はインタビューさせていただき誠にありがとうございます。Switch版『EGGLIA Rebirth』の発売、おめでとうございます!

Kameoka: ありがとうございます!

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海外の方々へは少しリリース日が延びてしまいましたが、無事お届けできて反応が楽しみです。

RPGFan: 『EGGLIA Rebirth』には何百人もの精霊やタウンの住人が登場し、マナシリーズのキャラクターデザインを担当されたファンの方々も懐かしさを感じつつ楽しくプレイできると思います。それぞれのキャラクターはどのようにデザインされたのでしょうか?皆、とてもユニークですね。デザインするのも楽しかったでしょうか。

Kameoka: 村に住み着く住人に関しては全て自分がデザインしましたが、以前から温めていたキャラクターもいたりして楽しく悩みながらデザインしました。自由に世界を構築していく作業は楽しいものです。

膨大に登場する精霊に関しては社内のデザイナー、社外のデザイナーにも頼み個性的な精霊をデザインしてもらいました。

A character conversation scene screenshot from EGGLIA Rebirth.
I will forever be grateful to Kameoka-san for designing Baba and Yaga.

RPGFan: 『EGGLIA Rebirth』は、亀岡さんの作品ならではのビジュアルの魅力がありますね。他の作者や作品からインスピレーションを受けたものはありますか?

Kameoka: インスピレーションをもらっているというアーティストはいません。

でも画集等は常に目を通しているので、ちょっとしたコスチュームとかは影響を受けた作品はあるかもしれませんね。

RPGFan: 『EGGLIA Rebirth』は、まず『EGGLIA: Legend of the Redcap』としてスタートしたとのことですが、モバイルプラットフォームからコンソールに移行する際に行った変更点について教えてください。

Kameoka: 大きな変更点としてはタッチ操作だったモバイル版から、更にRPGらしくキャラクターをキーコントロールで操作出来るようにし、街などをコントローラーで自由に移動出来るようになりました。

Switch版は大きなテレビモニターでも遊ぶことも可能なので、細かいアニメなどスマホの画面ではあまり目立たなかった演出部分も大きく補填されています。

あとは、スケジュールの都合でモバイル版では入れられなかったキャラクター、イベント等もコンソール版を作るならその時には入れたいと思っていたので、このタイミングで追加しました。

バトルやクラフト系も調整を入れましたので、ほとんど全データ手を入れ調整したかと思います。

RPGFan: 先日、『Mother 3』の海外版がリリースされるのを待っているとおっしゃっていましたが、私たちもその意見に大賛成です!『Mother 3』ではプロデューサーを務めておりましたが、開発時の思い出など読者に伝えたいことはありますか?

Kameoka: 開発時はGBAの開発にしてはそれなりに時間もかかったので、辛い時期もあったかと思いますが、

今となっては楽しい想い出しかないですね。

RPGFan: この30年間の間、家庭用ゲーム機は本当に目まぐるしく変わって、進化してきましたね。今になって、古いコンソールでのゲーム開発を懐かしく感じることはありますか。

Kameoka: 「MOTHER3」もそうですが、昔の事は楽しい想い出しか残らなくなってしまうので、スーパーファミコンの頃はゲームも開発も楽しかったように思います。

開発スタッフも少なかったので意思疎通も楽でしたし、自分の担当箇所もそれなりに大きかったですしね。

Lucas attacks a monster in Mother 3.
We live in hope that one day Mother 3 will get an international release.

RPGFan: ブラウニーズを設立され、自由に開発ができるようになったとは思いますが、個人的にはどのようなゲームを開発したいと思ってますでしょうか?

Kameoka: 当時はハードに捕らわれず、様々なハードでの開発をしてみたいと思い任天堂から離れ、モバイル等の開発も行ってみました。

それを一通り経験したうえで、1周回って今はSwitchがとても自分たちに合っているハードだなと思っています

RPGFan: 先日、『EGGLIA』の音楽と効果音を担当した弘田佳孝氏にお話を伺う機会がありました。弘田さんが好きな精霊は「ひろたん(Hirotan)」だとおっしゃっていましたが、これはもしかしたら弘田さんに似せてデザインされたキャラなのでしょうか?実は、亀岡さんもキャラクターとしてこっそり登場しているのでしょうか…?

Kameoka: そうですね、Hirotanは、弘田くんがモデルになっています。

もう一人のコンポーザー下村陽子さんの精霊もいますし、自分をモデルにした精霊もいます。

実はエグリアに関与したスタッフ全員、精霊としてエグリアに登場しているのです。

RPGFan: Nintendo Switchは間違いなく大人気のコンソールです。ドラえもん、及び 『EGGLIA Rebirth』に続いて、このプラットフォームで次のプロジェクトを考えて、もしくはすでに進めてますでしょうか?

Kameoka: 既に新作には取り掛かっています。

次作は若手を中心とした次世代のブラウニーズらしい作品となっているかと思いますので、情報公開を楽しみにお待ちください。

A cast screenshot from Doraemon Story of Seasons.
Doraemon: Story of Seasons was co-developed by Brownies and carries the studio’s signature charms.

RPGFan: インタビューする機会をいただき、本当にありがとうございました!最後に読者に一言お願いします。

Kameoka: 今、現実世界で心を病みかけている人が大勢います。

エグリアの開発はそんな忙しない社会で疲れた人たちがホッと息を付ける場所、優しい世界で癒されて欲しいというコンセプトでスタートしました。

一番のテーマは、現実社会も人の多様化が進み様々な考えを持った人たちが認知され始めてきていますが、まだその多様化になじめない人たちも数多くいます。

少しでもそうゆう差別的な待遇を受けて、生き辛いと思っている人たちの救いになればという思いもストーリーに込められています。登場人物はちょっと可笑しな笑えるキャラクターばかりですが。

エグリアは架空の世界ですが、実は世界観が変わっただけで現代の様々な問題を映している世界でもあります。ゲームは人に影響を与える、与えられるガジェットだと思っています。

プレイしてくれた方たちに何かしら心に響いてくれればよいなと思っています。

ありがとうございました。

Sam-James Gordon

Sam-James Gordon

Sam-James, AKA Sam, is both a dance teacher and lifelong fan of RPGs. While not necessarily the most compatible of hobbies, he has previously used videogame OSTs for his choreography, and somehow managed to condense an 80-hour-long JRPG in to a 5-minute piece of contemporary dance.